平素は全学共通教育に対してお世話になっております。2011年度につきましても,全学共通教育に対して格段のご協力方,よろしくお願いします。
入力の期間について:
2011年度の「全学共通教育授業概要(シラバス)」について,2011年1月6日(木)から2011年1月21日(金)までの間に「徳島大学教育研究者情報データベース(EDB)」での入力をお願いします(開始は,予定にかかわらず,準備ができ次第お知らせします)。
なお,シラバスは,前年度シラバスの内容をコピー(年度等は一括処理で修正されています)しています。また,新規の授業は,同一分野の他授業のシラバスをコピー(題目(和文)及び担当教員は変更)していますので,修正を行ってください(新規授業題目は英文題目作成が必須となります)。
授業計画について:
2011年度の日程は,前期・後期とも初回授業から数えて,15回目に当たるコマが期末試験となります。また16回目に当たるコマは総括授業となりますので,授業計画にあたってはその旨遺漏のないようお願いします。
先行科目,キーワード等について:
2008年度からeシラバスのための「キーワード」,「先行科目」,「必要度」,「関連科目」,「関連度」の項目を設けていますが,特に「シラバスの改善と高大接続科目の改変に伴うお願い」(2009年12月通知)で記載をお願いしています。作成手順と併せ,説明をよく読んでいただき,該当がある場合は記載漏れがないようお願いします(基礎科目は特に注意してください)。
授業目的について:
シラバスの改善を目的として,2010年度からは「シラバスの改善と高大接続科目の改変に伴うお願い」(2009年12月通知)で,授業目的の記載について,意義の記載の追加,ESD「持続可能な開発(社会づくり)のための教育」の観点からの記載事項追加等の依頼を,具体例を設け記載しています。
内容作成の際,遺漏のないよう,よろしくお願いします。
成績評価等において(2009年12月改変):
2010年度から成績評価の記載方法及び記載例を変更。
また,貴担当授業の成績評価基準について,センターからのお願いも含め内容を改訂していますので,ご熟読の上,成績評価の記載,授業計画をたてていただきますよう,ご協力お願いします。
その他:
その他の注意事項は従前の通り変更ありませんが,ご承知の通り,シラバスは学生が履修を行うための重要な資料で,記載事項全てに渡り,記載例を含めた詳細な注意をお願いしています。「シラバス作成EDBマニュアル」に続いて記載していますので,ご一読の上,シラバスを作成願います。
資料
Column | Description | Comment |
---|---|---|
入学年度 | 対象学生の入学年度を西暦年で記述します。 | 2011年になっていることを確認してください。2011年になっていない情報は編集しないでください。 |
名称 | 全学共通科目授業概要の「授業科目」に対応します。 | 和文は変更する必要はないと思われます。読みを入力してください。また,英文名を登録してください(必須)。既に登録されている場合も,再度確認してください。 |
題目 | 全学共通科目授業概要の「授業題目」に対応します。 | 読みを入力してください。また,英文名を登録してください(必須)。既に登録されている場合も,再度確認してください。英文は,意訳も含めて,できるだけ簡潔なものにしてください。和文題目・英文題目を変更した場合は,共通教育係までご連絡ください。 ゼミナールの授業は,題目の前にゼミナールを付けてください。 例:ゼミナール「自然観察~」 |
形態 | 全学共通科目授業概要の「授業のタイプ」に対応します。 | 英語の場合は必ず登録してください。英語以外の場合も登録は構いませんが,全学共通科目授業概要には記載されない予定です。 |
コース | 対象コース | 変更しないでください。 |
担当教員 | 講義を担当する教員 | 実際に講義を担当する教員を選んでください。 |
肩書 | 担当教員の肩書 | 肩書はデータベースから自動抽出しますが,それに不具合がある場合はここで設定してください。 |
単位 | 単位数 | 既に入力済みです。変更しないでください。 |
目的 | 全学共通科目授業概要の「授業の目的」に対応します。 | 「シラバスの改善と高大接続科目の改変に伴うお願い」で授業目的の記載について,意義の記載の追加,ESD「持続可能な開発(社会づくり)のための教育」の観点からの記載事項追加等の依頼を,具体例を設け記載しています。 |
概要 | 全学共通科目授業概要の「授業の概要」に対応します。 | 必ず記載してください。 |
キーワード | 授業概要の「キーワード」に対応します | 科目についての必須概念や特徴を表すキーワードを登録してください(5ワード程度)。 |
先行科目 | 授業概要の「先行科目」に対応します。 | この科目に先行して履修が望まれる科目を選択してください(3科目程度)。 |
必要度 | 先行科目の「必要度」に対応します。 | 先行科目毎に必要度を0~1までの値で登録してください。必要度が省略された場合の規定値は1です。 |
関連科目 | 授業概要の「関連科目」に対応します。 | この科目と関連の深い科目を選択してください(3科目程度)。 |
関連度 | 関連科目の「関連度」に対応します。 | 関連科目毎に関連度を0~1までの値で登録してください。関連度が省略された場合の規定値は0.5です。 |
注意 | 全学共通科目授業概要において「受講者へのメッセージ」に対応します。 | 二重履修等が懸念される場合は「平成○年度に開講した授業題目『○○○○』を受講したものは履修できません」のように記述してください。 |
目標 | 全学共通科目授業概要の「到達目標」に対応します。 | 必ず記載してください。 |
計画 | 全学共通科目授業概要の「授業の計画」に対応します。 | シラバス(紙面)を作成したときに,箇条書き等の番号が残っている記述があります。メニュー画面のPDFなどを参照して箇条書きを行ったときに,番号やマークが二重に記載されている場合は,だぶっている番号を取り除いてください。 |
評価 | 全学共通科目授業概要の「成績評価の方法」に対応します。 | 詳細な記載方法・共通教育からの依頼事項を「「評価」等について」で記載しております。 |
再評価 | 全学共通科目授業概要の「再試験」に対応します。 | 「有」「無」を必ず記載してください |
教科書 | 全学共通科目授業概要の「教科書・参考書等」に対応します。 | 教科書欄は必ず記載してください(プリント配布をするため,教科書を使用しない場合であっても,その旨を記載してください)。 |
参考資料 | ||
URL | 講義WEBページのURL | 講義内容の更に詳しい説明や,講義の資料をおいているウェブページがある場合は,ここに記述してください。 |
連絡先 | 全学共通科目授業概要の「オフィスアワー・研究室・Eメールアドレス」に対応します。 | 原則として,EDB(個人情報)に記載の内容が反映されますが,本画面にて,テキストが入力されているとそちらが優先となります。テキストを入力する場合は,連絡先(氏名,部屋,電話,Email)を記述してください。なお,表示を確認する場合は,メニュー画面のPDFを参照してください。 |
オフィスアワー | オフィスアワーの時間帯を記述してください。 | |
備考 | 備考 | 備考欄に「200×年度は○期○○曜日に開講」のように記載されている場合(複数行になっている場合もあります)は,これらを削除してください。 |
新カリキュラムにおいては,特に教養科目では枝番方式を採らないことになっています。
つきましては,授業内容を表すような授業題目をお願いします。
また,授業題目を変更する際に,授業内容も見直されるケースがあろうかと思いますが,その際には,既に履修(習得)した授業題目を学生が二重履修しないように,次の点に留意してください。
皆様には,「成績」の項目に対し丁寧なご記入ありがとうございます。しかしながら,学生からの苦情等における一番の項目もまた,成績に関することです。ここで改めて,「成績」の項目の記入に関してお願いを申し上げます。なお,JABEE対応のシラバスに関してもご配慮をお願いします。
また,全学共通教育では種々のアンケートやデータを集計し,自己点検・評価等を行うよう努めています。そのひとつとして,GPC(授業におけるそのクラスのGPの平均値)があります。現在,全学共通教育におけるここ数年の総授業の単純平均は約29(79点)です。学生の頑張りと達成度に応じての評価が望まれています。現在,全学共通教育において,その指針を検討中です。担当教員の皆様におかれましては,上記記載例等を授業開始の初めての授業において改めて学生に明示すると共に,達成度と評価に関しても学生に説明してください。ただし,基礎科目や外国語等においては学科等の差や担当教員の教育方針等様々な要因がありますので,その基準作りは難しく今後の課題です。是非良い案がありましたらご提案をお願いします。
全学共通教育については,JABEE対応のシラバスの記載をお願いしているところです。詳細は以下の確認事項をご覧ください。
特に,「出席状況」が成績評価に直結していると受け取られる表記につきましては,下記記載例を参考に,修正をお願いします。
この場合の「授業への取り組み」や「受講姿勢」とは,単に出席のみならず,授業中の質疑内容,あるいは(出席確認にもなる)ミニッツ・ペーパー(毎回の授業に関する小レポート),練習問題等を評価手段のひとつとして加えて総合的なものを指します。
2. |
シラバスの内容は,総合科学部全学共通協議会で点検し,工学部JABEE-WGの意見も聞いた上で,記載内容が不十分な場合は書き直しを求める。 全学共通教育で聴講しているすべての開講科目がJABEEに対応しており,シラバスの【到達目標】は,「JABEE基準(学習・教育目標)」に沿って設定されることになっています。詳細は2006年度(平成18年度)『全学共通教育履修の手引』の19ページをご覧ください。 「シラバスの内容は総合科学部全学共通協議会で点検」事項については,構成段階で協議会の分野代表にお願いしています。 |
4. | シラバスの記載事項のうち,講義計画は原則として16回分とするが,3回分くらいは纏めて記載することも可。4回分以上になると,講義内容を細かく分けて記載する。 |
8. | 教科書,答案用紙等は,各教官が5年間保存し,JABEE審査官より要請があった場合は,学生の事件に配慮した上で,ごく一部の答案等について供欄可能とする。 |
従来の「学部開放科目」について,対象学部学科の学生が受講した場合,専門の科目としての単位になるのか教養科目の単位となるのか,また,対象学部学科以外の学生が受講した場合,教養科目の単位になること等を備考欄に明記してください。
作成していただきました「全学共通教育授業概要(シラバス)」の現行につきましては,上記の点を踏まえて,全学共通教育センター授業企画運営部会ならびに領域代表者によってチェックさせていただくことになっています。もし,上記の留意点あるいは入力・記載方法などにおいて,お願いの趣旨と大きく異なる内容があった場合は,各授業担当者もしくは代表者に修正をお願いすることがあります。その節は,何卒ご協力のほどよろしくお願いします。
全学共通教育センター
センター長 荒木 秀夫
(前文省略)
大学全入時代を迎え,徳島大学においても文系・理系とも成績によりほぼ機械的に振り分けられ,大学入学自体が目的となってしまい,大学に入学したが,自分の立ち位置,即ち「自分が何をしたいのか,そのためには何をすべきなのか」が定まらず,勉学のモチベーションが弱く,将来の人生設計に悩んでいる学生が多くなってきています。この様な学生に対し,専門に進むための単位修得のためだけの全学共通教育(俗に言う「般教(パンキョウ)」)ではなく,「入学した段階で将来のビジョンを持つことにより専門教育に対するやる気に満ちた気構えを引き出す」ための全学共通教育,「社会人基礎力としての教養・基礎教育」,並びに「専門基礎としての準備教育」の実質化をはかる状況にあると考えます。そこで今回我々は,できることから始めるという意味で,先ずシラバスの改善のお願いと,高大接続科目の改変を計画しています。
皆様には,種々の項目に対し,丁寧なご記入ありがとうございます。ただ,上記に述べたように,専門に進むための単位修得のためだけの全学共通教育(俗に言う「般教(パンキョウ)」)と捉えている学生が少なからずいるのも悲しい現実です。そこで,
(1).基礎科目 例:「基礎化学ⅡA・有機化学(ライフサイエンスの基礎)」
(2)−1.教養科目(ESD) 例:「自然と技術・科学と社会」
(2)−2.社会性形成科目群(ESD) 例:「ウェルネス総合演習」
(3).高大接続科目→自然科学入門(サイエンス入門) 例:「物理学」